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虹玉

・虹玉  
Kogyoku (島根・松江)
【花】 濃紅地に白斑の八重咲き。咲き始め宝珠咲きで後に散り蕊がでる。中~大輪。3~4月、春咲き。
【葉】 楕円形、中型、外曲。
【樹】 横張り性。
【来歴】 松江氏郊外の民家の栽培種から選抜された品種。1973年に有川智久の命名・発表。
【備考】 咲き始めの宝珠咲きの状態が美しい品種。宝珠咲きになる品種だが弁数が少ないため、すぐ宝珠が開き八重咲きとなる。
濃い紅色と白斑のコントラストがよく美しい。
濃紅色と白斑の宝珠咲きという特有の雰囲気のある品種である。
【参考】 山口椿園『椿通信販売苗リスト』カタログ2001秋~2002春号、(山口椿園2001年)
『ツバキ・サザンカ名鑑』(日本ツバキ協会編、誠文堂新光社、1998年)

2008.04.20.記